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【新NISA】TOPIXと日経平均どっち?市場再編後の違いとおすすめ投資信託

TOPIXと日経平均の徹底比較アイキャッチ

この記事で伝えたいこと

新NISAで日本株インデックスを選ぶなら、TOPIXと日経平均どっち? 2022年の市場再編で「TOPIX」の中身は大きく進化しました。本記事では、最新データで両者の違いを徹底比較し、「新NISAでの長期運用ならどちらを選ぶべきか」という疑問に、初心者にも分かりやすくお答えします!

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

新NISAが始まり、「せっかくだから日本の株も買ってみようかな」と考えている人も多いのではないでしょうか?

日本株のインデックスファンドを買うとき、必ずぶつかるのが「TOPIX」と「日経平均株価」、どちらに連動する商品を選ぶべきかという問題です。

特に2022年4月の東証市場再編により、TOPIXの仕組みは大きく変わりました。以前のイメージのまま選んでしまうと、新NISAの非課税メリットを最大限活かせないかもしれません。

今回は、市場再編後の今だからこそ知っておきたい、TOPIXと日経平均の違いと、新NISAでの賢い選び方を解説していきます!

この記事で分かること

  • TOPIXと日経平均の根本的な違い
  • 2022年の市場再編でTOPIXがどう「健全化」したか
  • 新NISAで長期運用するなら、どちらがおすすめか

結論:新NISAで長期保有するなら「TOPIX」がおすすめ!

いきなり結論から言うと、私は新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)で運用するなら、TOPIX連動型の投資信託をオススメします。

理由はシンプルで、2022年の市場再編を経て、TOPIXがより分散投資に適した、長期保有向けの健全な指数に進化したからです。

新NISAは「長期・積立・分散」が基本戦略。以前は「成績不振の企業も含まれる」という弱点がありましたが、その点が大きく改善された今、TOPIXこそが王道の選択肢と言えます。

TOPIXと日経平均の違い比較表【2026年最新】

まずは、現在の両者の違いを表で比較してみましょう。

観点 TOPIX (東証株価指数) 日経平均株価 (日経225)
対象銘柄数 約1,716銘柄 (2026年1月時点) 225銘柄 (固定)
選定基準 旧東証一部銘柄を中心に、市場流動性などで選定 日本経済新聞社が選ぶ、日本を代表する225銘柄
算出方法 時価総額加重平均 (会社の規模が大きいほど影響大) 株価平均 (株価が高い銘柄ほど影響大)
上位5社の集中度 約15% (2026年1月初時点) 約31% (2026年1月初時点)

一番の違いは、やはり対象となる銘柄数と、それに伴う上位銘柄の集中度です。分散投資の重要性の観点からも、この違いは非常に重要です。

TOPIXとは:広く分散し、市場全体を反映

TOPIXの上位銘柄構成比率グラフ

TOPIX(東証株価指数)とは、東京証券取引所に上場する銘柄を対象とした株価指数のことです。 2022年の市場再編までは「東証一部の全銘柄」を対象としていましたが、現在は基準を満たした約1,700銘柄で構成されています。日本の株式市場の全体像を、より正確に映し出す鏡のような存在です。

算出方法は「時価総額加重平均」。これは、会社の規模(時価総額)が大きいほど、指数に与える影響が大きくなる計算方法です。

▼TOPIX 上位5銘柄(2026年1月初時点)1

順位 銘柄名 構成比率
1 トヨタ自動車 3.5%
2 ソニーグループ 3.3%
3 三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.2%
4 日立製作所 2.7%
5 三井住友フィナンシャルグループ 2.1%

トヨタ自動車がトップですが、それでも全体の4%未満。様々な大企業で構成されており、バランスが取れているのが分かりますね。

日経平均とは:選ばれた225社の株価の平均

日経平均株価の上位銘柄構成比率グラフ

一方、日経平均株価(日経225)とは、日本経済新聞社が独自の基準で選んだ、日本を代表する225銘柄を対象とした指数のことです。

算出方法は「株価平均」。非常にシンプルですが、株価が高い銘柄(値がさ株)の値動きに、指数全体が大きく左右されるという特徴があります。

▼日経平均 上位5銘柄(2026年1月初時点)2

順位 銘柄名 構成比率
1 アドバンテスト 10.43%
2 ファーストリテイリング 9.07%
3 ソフトバンクグループ 7.01%
4 東京エレクトロン 6.84%
5 TDK 2.20%

見てください、この偏り!笑 半導体の検査装置を手掛けるアドバンテスト1社だけで、指数全体の10%以上を占めています。これは、「日経平均は、もはやアドバンテストの株価指数だ」と揶揄されるほど、極端な構成なんです。

解説:2022年の市場再編でTOPIXはどう進化したか?

さて、ここで重要なのが2022年4月の東証市場再編です。

それまでのTOPIXは「東証一部に上場していれば、どんな企業でも構成銘柄になる」というルールでした。その結果、市場から評価されず時価総額が小さくなった、いわゆる「ゾンビ企業」が居座り続け、指数全体のパフォーマンスの足を引っ張っていると問題視されていたのです。

しかし、市場再編を機にTOPIXのルールも変更。流通する時価総額が100億円に満たないような銘柄は、段階的に指数から除外されることになりました。

これにより、2022年当初に約2,200あった構成銘柄は、2025年には約1,700銘柄まで減少。将来的には1,200銘柄程度まで絞り込まれる予定です。

これは、かつてのTOPIXの弱点が解消され、より新陳代謝が働き、質の高い企業で構成される指数へと進化したことを意味します。インデックス投資家にとっては、まさに朗報と言えるでしょう!

パフォーマンスとリスクの特性:どっちが「儲かる」のか?

投資家として一番気になるのは「結局どっちが値上がりするの?」という点ですよね。過去のデータを振り返ると、面白い傾向が見えてきます。

値動きの激しさ(ボラティリティ)の違い

一般的に、日経平均の方が値動きが激しくなる傾向があります。

これは、日経平均が225銘柄という少数の「選ばれた大型株」で構成されており、さらに半導体関連など特定の成長セクターの影響を受けやすいためです。一方、TOPIXは小型株も含めた1,700銘柄に分散されているため、市場全体の平均値として、日経平均よりは穏やかな動きをすることが多いです。

局面による有利・不利

  • 日経平均が有利な局面: ハイテク株や輸出関連の大型株が買われる「成長局面」や「円安局面」では、日経平均がTOPIXをアウトパフォーム(上回る成績を出す)ことがよくあります。
  • TOPIXが有利な局面: 特定のセクターに偏らず、幅広い銘柄に資金が回る「相場全体が底堅い局面」や、銀行株などの内需・バリュー株が強い局面では、TOPIXの安定感が光ります。

「NT倍率(日経平均 ÷ TOPIX)」という指標があるほど、この両者の相対的な強さは投資家の注目を集めています。しかし、長期的な資産形成を目的とする場合、この「一時的な勝ち負け」を予測するのは非常に困難です。だからこそ、特定の銘柄の影響を抑えたTOPIXの方が、長期では「大負けしにくい」選択肢と言えます。

結論:今、日本株に投資するならどっち?

これらの違いを踏まえた上で、改めて「どちらの指数に連動するファンドを選ぶべきか」を考えてみましょう。

長期的な資産形成には「TOPIX」がおすすめ

私のおすすめは、やはりTOPIX連動型ファンドです。

  • 理由①:圧倒的な分散効果
  • 約1,700銘柄に投資することで、特定の企業や業種の動向に左右されにくい、安定したリターンが期待できます。
  • 理由②:指数の健全化
  • 市場再編を経て、パフォーマンスの足を引っ張っていた銘柄が整理され、より魅力的な指数に生まれ変わりました。

日本市場全体に、広く、まるごと投資したい。そんな長期的な資産形成の考え方には、TOPIXが最適だと私は考えます。

日経平均はこんな人向け

では、日経平均はどんな人に向いているのでしょうか。

  • 日本を代表する、値がさ株(ハイテク株など)の値上がりに期待したい人
  • 日々のニュースで馴染みがあり、値動きが分かりやすい方が良い人

225銘柄という少数精鋭、かつ特定の銘柄の影響が大きいため、良くも悪くもTOPIXより値動きが大きくなる傾向があります。その特性を理解した上で、短期的な値動きを追いたい方などには面白い選択肢かもしれません。

さらに広く世界に分散したい方は、日本株だけでなく全世界株式(オール・カントリー)も検討してみてください。

まとめ

今回は、市場再編後のTOPIXと日経平均の違いについて解説しました。

TOPIX vs 日経平均(2026年版)

  • TOPIX: 約1,700銘柄に広く分散。市場再編で質も向上し、長期投資向きに進化した!
  • 日経平均: 225銘柄に集中投資。ファストリなど特定の値がさ株の影響が極めて大きい。
  • 結論: 長期的な資産形成を目指すなら、分散効果が高く、より健全に進化したTOPIXがおすすめ!

「日本株全体に投資する」と言っても、TOPIXを選ぶか、日経平均を選ぶかで、その中身は全く異なります。ぜひ、ご自身の投資スタイルに合った指数を選んで、賢く資産形成を進めていきましょう!

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