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パパ育休とらずに、ワンオペ育児は無謀だと思う【生後0ヶ月】
この記事で伝えたいこと
新生児の育児は夫婦2人でも超大変!特に「ギャン泣き」は精神的に追い詰められます。ワンオペ育児の過酷さと、夫婦で協力することの重要性を生後0ヶ月の経験から解説します。
こんにちは、育休満喫中な金育SEのまさ(@kinikuse)です。
...と、そんな明るい感じで「満喫★」とか言える雰囲気で書こうと思ってたんですが。育児、想像の10倍くらいハードでそんなこと言えませんでした(笑)
新生児の面倒を見るのは夫婦2人でも大変です!
ツイッターで教えてもらった『育児の百科』という本にこんな一節があります。
君は年々200人の母親が子殺しをすることを知っているか。彼女たちは簡単に「育児ノイローゼ」と言われるが、実は核家族時代の犠牲なのだ。
(中略)
父親が手伝わなかったら母親は背負いきれない。子殺しをした母親の多くが、育児に協力しない夫を持っていた。
「子殺し」という激烈なワードを使って表現されるほど、二人で育てることが求められます。ワンオペ放置はヨクナイ。
「育休?よく取るねー。俺は取らないよ」って思ってた昔の自分に向けて、備忘録を残しておきます。特に、生後0ヶ月の新生児を育てる中で大変だった3つのポイントをまとめます。
ちなみに、一番やばいのはギャン泣きです。精神的に追い詰められます。
まさ家の育児体制:夫婦ともに1年育休中
前提として、里帰り出産はせず夫婦で1年間育休を取得しています。こんな感じです。
- 夫婦で1年間育休
- 里帰りはせず、実家から遠い東京で子育て
- 昼間は2人で、夜は時間をずらしてシフト制
「ママだけが育休を取って里帰り出産する」ことも検討はしました。ただ、「せっかくだから二人で育てたい!」と考えて実家に頼りづらい東京で育ててます。
次から、新生児を育てる中で特に大変だったポイントの紹介です。
出産後の退院初日から鬼門
私がびっくりしたのは 「ワンオペは退院すら大変なのか」 というところです。
出産は一節には「出産はダンプカーに轢かれるのと同じ」と言われます。母体の回復&赤ちゃんの検査などで1週間ほど入院します。
その後、ママはほぼ回復していない状況で退院してきますが、退院自体が第一関門です。「産院から自宅まで帰るだけ」なんですが、荷物が大量&歩くのが辛いようです。
- ふにゃふにゃの新生児
- 入院バッグ(服など)
- 産院のお土産(サンプル各種、授乳クッション等)
もしもワンオペなら、タクシーを呼んで帰るでしょう。とはいえ、両肩に大量な荷物をかけ、絶対に落とせない新生児も抱え、タクシーに乗るだけでも一苦労です。抱っこひもを駆使しないと厳しそうです。
あとは、産後ママは「お股が痛い」です。個人差はあるそうですが、よちよち歩きしかできないのに、キャスター付きバッグや抱っこひもで退院するママさんはスゴイと思います。
里帰り出産しないのであれば、せめて退院日くらいは旦那さんに迎えに行ってほしいですね...
我が家の場合
育休中で退院日もばっちり待ってたので、荷物も赤ちゃんも安全に運べました。
生後0ヶ月育児が超大変
そして当然ながら育児自体が超大変でした。
ミルクを3時間おきにあげるから睡眠不足
家庭の事情によって飲み物は変わりますが、ミルクにせよおっぱいにせよ3時間ごとに食事が推奨されます。...まぁ、彼らは3時間とか関係なく食事要求してくるんですけどね。
昼夜問わず必要なので、ワンオペだと睡眠不足以外の未来は無いです。
で、問題なのは「授乳にかかる時間」です。
- 泣き始めた理由を察する(3分)
- 授乳 or ミルクを準備する(5分)
- お食事タイム(10〜30分)
- 寝かしつけ(10〜無限大)
軽く、30分弱はかかるんです。機嫌が悪いともっともっと...。コレって言いかえると、もしワンオペならまとまって寝れるのは最大2.5時間ってことです。
仕事から帰ってきた夫が手伝うと言っても、翌日の仕事のために睡眠を確保する必要があるので限界はあります。結果的に、ママは寝れずに、睡眠不足からくるイライラが募っていくでしょう...。
我が家の場合
睡眠不足を確保するために夫婦で完全シフト制にしています。
- 10時〜19時:夫婦で面倒を見る
- 19時〜翌3時:パパワンオペ(ママ就寝)
- 3時〜10時:ママワンオペ(パパ就寝)
混合栄養(ミルクも活用)で育てているので、お互いにワンオペする時間を用意して、睡眠時間を確保しています。
泣いてる理由が意味不明
いや、知ってましたよ。赤ちゃんの感情表現は泣くしかない、なんて。
それでも、ミルク・おしっこ・うんち・抱っこ・びっくりした・etc...全ての不快な事象を「おぎゃー」で伝えてくるので、原因究明が非常に大変でした。
仮に昼間に赤ちゃんと2人きりで意味もわからず泣き続けられるのを想像すると...かなりしんどい。
特に「だっこを求める泣き」は体力的にもキツイですね。4kg弱の赤ちゃんを10分以上抱えなきゃいけないんです。
自分でも驚きましたが、1歩も外出してないのに4km歩いた日もありました。1人だと腕がムキムキになるでしょうね。
我が家の場合
夫婦で一緒に「うーん...」って悩めるからまだマシです。特に「抱っこしておぎゃー」で助かってます。
特にワンオペで辛いのは「ギャン泣き」
で、一番辛いのは「ギャン泣き」です。まじで、やばい。
セカイノオワリを迎えたかのような不協和音で、不快が解決できるまで5分も10分も続きます。辞書にはこう書かれてます。
小児に見られる発作的な激しい号泣を指す通俗的な言い方。ほとんど絶叫といえるような泣き方を延々と続けるようなさまを指すことが多い。
実用日本語表現辞典 「ギャン泣き」より
おむつもきれいで、お腹もいっぱいなはずなのに、延々とギャン泣きされると...精神的に一気に追い詰められます。これを1人で聞き続けると...事件が起きる気持ちも正直わかる気がします。
我が家の場合
我が家はシフト制を取っていて、例えば、19時〜翌3時は私のワンオペタイムです。ここでギャン泣きが来るたびに、、、しんどいです。
しんどいので、深夜のギャン泣き時には互いに起きてフォローするようにしています。
うちの息子はお腹が空いたときに「ギャン泣き」する傾向があります。抱っこ担当&ミルク担当と分担できれば精神的に楽になれるので、なんとか協力して対応しています。
家事も思ったより増える
大人2人だけの生活よりも明らかに家事が増えます。
今までは、掃除・食器洗いは1日1回とかで済んでました。洗濯もゴミ捨ても週に2回くらい。これらの家事が爆増します。
洗濯がだるい
Note
洗濯の頻度:週2回→週5回
まず、新生児は大人と洗剤が違います。なんか肌が弱いみたいです。(あんま調べずに受け入れてます←)
つまり、洗濯回数が単純に倍になります。
その上、赤ちゃんってすーぐに衣類を汚します。ミルクを吐いたり、おしっこビームを噴射したり。替えの洋服・ガーゼはそれなりに用意していますが、それでも2,3日に1回は洗っています。
食器洗いが増える
Note
洗い物の頻度:1,2回/日→4,5回/日
新生児は1日に7回も8回も食事をします。おっぱいがガンガン出れば良いのですが、初期は出が悪いことが多いです。
そうすると哺乳瓶の出番。2本の哺乳瓶を使うたびに洗って、忘れずに消毒して...と地味に回数が増えていきます。
掃除すら気を使う
Note
ルンバ:タイミングで気を使う
赤ちゃんがいる部屋はなるべくキレイに保ちたいと言うのが親心です。
うちにはルンバがいるので、掃除自体の手間はかからないのですが...ルンバめっちゃうるさいんです。せっかくのお昼寝タイムを台無しにする危険性があります。
仕方ないので、沐浴のタイミングにルンバを動かすことで、不意に目覚めるリスクを回避しています。
色々と書いてきましたが、やっぱり大変なのは「ギャン泣き」です。ギャン泣きのたびに心が折られそうになってます。
これが、ワンオペだったら...私には1人で育児をやりきる自信は...ないかな。
ただ、我が家は夫婦で相談しつつ前に進められていますし、何より日々成長する彼を見続けられるのはめっちゃ楽しいしかわいいです。
もしあなたが子育て当事者になったり、同僚が子育てをする話を聞いたら、「ワンオペ育児は無理」ってことを念頭に育休を考えてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
まったり更新していくので、X(@kinikuse)もフォローいただけると幸いです。
