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家計簿公開:資産形成中でも旅行費は年70万円。節約疲れを防ぐ「メリハリ支出」のルール

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この記事で伝えたいこと

資産形成の敵は「節約疲れ」。思い出への投資は浪費ではなく、人生の配当を生む資産です。 我が家は平均の10倍以上(年70万円)を旅行に使いますが、これは戦略的な「メリハリ支出」の結果。 「車は旅行道具」「予算内なら使い切る」というマインドセットで、罪悪感を自信に変えましょう。

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

「FIRE目指して節約してるんですけど、最近なんだか疲れてきちゃって...。旅行とか行きたいけど、お金使うと罪悪感がすごくて。」

資産形成を頑張っている人ほど、こうした「お金を使うことへのブレーキ」がかかってしまいがちですよね。 今の楽しみを全て犠牲にして将来に備えるあまり、心が悲鳴を上げてしまう「節約疲れ」。これこそが、長期的な資産形成における最大の敵だと私は考えています。

実は、我が家もバリバリの資産形成中ですが、旅行関連費には年間70万円も使っています。 これは一般的な平均の10倍以上の金額です。

「えっ、そんなに使って大丈夫?」

そう思われるかもしれませんが、これは無計画な浪費ではなく「記憶への投資」なんです。 今回は、節約疲れせず、家族との思い出も資産も最大化する我が家の「メリハリ支出」戦略を、実際の家計簿データを交えて公開します。

この記事で分かること

  • 資産形成ガチ勢のリアルな旅行関連支出(年70万円の内訳)
  • ガソリン代を「旅行費」とみなす、独自の会計哲学
  • 罪悪感なくお金を使うためのマインドセット

【実録】資産形成世帯のリアルな旅行関連費はいくら?

メリハリ支出」とは、自分にとって価値の低い固定費や浪費を徹底的に削る一方で、価値を感じる「聖域(旅行や自己投資など)」には予算を惜しまず投入する、満足度を最大化する家計管理術のことです。

まずは論より証拠。我が家の直近4年間の旅行関連支出を公開します。 ここには、宿泊費や交通費だけでなく、帰省費用やレジャー費も含まれています。

※下から順に:自動車分(50%)、日帰りレジャー、泊まり、スキー関連

費目 2022年(出産) 2023年実績 2024年実績 2025年実績
スキー関連 1.0 21.3 35.4 23.5
泊まり 32.1 14.1 26.2 18.7
日帰りレジャー 0.5 3.9 2.0 5.2
自動車分(50%) (未保有) 6.1 6.8 8.3
合計 33.6 45.4 70.4 55.7

※単位:万円。2022年はマイカーなし(カーシェア利用)。妊娠中のためスキーは控えた。

ご覧の通り、2024年は約70万円に達しています。 2022年は出産直後で動きにくかったものの、子供の成長とともに右肩上がりです。特に「スキー」には糸目をつけません。ここが我が家の「聖域」だからです。

スキーにお金をかけている理由

今しか見られない雪景色

スキーが大好きだというのは間違いないです。18歳から本格的に始めたので、雪国育ちの方々には到底かないませんが、それでも15年以上滑り続けています。

私が小学生のころから温暖化が騒がれていましたが、最近は本当にその影響を肌で感じます。昔は夏に30℃を記録すれば「猛暑」だったはずが、近年は35℃超えも珍しくありません。

雪山でも同じです。学生時代に参加していた「全国岩岳学生スキー大会」では、毎年3月に麓(ふもと)のコースで大会が開かれていましたが、最近は山頂付近でしかレースができないほど雪解けが早まっています。

きっと、10年後には関東周辺でスキーを楽しむことは、限られた富裕層にしかできない贅沢になっているはずです。

だからこそ、「いつかお金が貯まったら」ではなく、滑れる環境がある今のうちに、最大限の投資をしておきたい。

毎年何十万もスキーに消えていく家計簿を見て、少し悲しくなる日もあります(笑)。ですが、0歳の時から子供を雪山へ連れて行っているのは、「子供と一緒に雪山を楽しめる時間」という、お金では買えない資産を積み上げている感覚に近いからです。

スキーのためにマイカーを購入した

2023年以降に車の支出が増えているのは、マイカーを購入したことが理由です。

子供が生まれてから埼玉県に引っ越したのも、スキー場に近い場所で、駐車場代が安い場所で暮らしたいという理由がありました。詳しくはこちらの記事で語ってるので割愛します。笑

独自の会計哲学「車は旅行のための道具」

お気づきの方もいるかもしれませんが、表の中に「自動車分(50%)」という項目があります。 ここが我が家の会計ルールのユニークな点です。

多くの家計簿では、ガソリン代や高速代を「車両費」や「生活費」として計上すると思います。 しかし、我が家では「車は旅行のための道具」と定義し、変動費の多くを旅行費として管理しています。

なぜそんな計算をするのか?

我が家は、埼玉(自宅)と静岡(実家)を頻繁に行き来します。例えば、2025年は12回帰省しました。(この頻度には自分でも引いてます…笑)

  • 埼玉⇔静岡往復コスト
    • 高速・ガソリン計:約11,000円/回
    • 年間合計(12回):約132,000円

これが自動車変動費(年間約16.7万円)の約80%を占めています。 つまり、車を維持しているコストのほとんどは、移動(=旅行・帰省)のために発生しているのです。

これを単なる「生活費」として処理してしまうと、「今月はガソリン代が高かったな」で終わってしまいます。 しかし、「これは旅行費だ」と認識することで、「今月は帰省で思い出を作った対価だ」と、ポジティブな支出として捉え直すことができます。 逆に言えば、旅行に行かない月は変動費がガクンと下がるので、そこで家計のバランスを取ることも可能です。

平均値との比較で見る「投資」の規模

旅行費の比較

「でも、さすがに70万円は使いすぎじゃない?」

客観的なデータと比較してみましょう。総務省の家計調査データをもとに、世間の平均と比較してみました。

比較対象 年間旅行費(万円) 備考
全国平均1 5.2 二人以上世帯
高年収世帯2 11.9 年収1,000万円〜
我が家 70.4 平均の約13倍

我が家の支出は、全国平均の約13倍、高年収世帯と比べても5倍以上です。 数字だけ見れば完全に「異常値」です(笑)。

それでも問題ない理由

しかし、これでも資産形成は順調に進んでいます。理由はシンプル。 「他を削って、ここに集中させているから」です。

  • 居住地が東京ではなく郊外
  • 格安SIMを利用し、通信費は最低限
  • コンビニでのラテマネーは徹底排除
  • 普段の食事は自炊中心

その代わり、旅行という「経験」には一点突破で資金を投入する。 『DIE WITH ZERO』という本でも語られていますが、人生の最後に残るのはお金ではなく「思い出」です。 若くて体が動くうちに作った思い出は、その後の人生で何度も思い出して楽しめる「記憶の配当」を生み出し続けます。

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「みんなと同じ(平均)」にする必要はありません。 自分たちの価値観において「譲れないもの」にお金を使い、それ以外を徹底的に絞る。 これこそが、満足度を下げずに資産形成を続ける「メリハリ支出」の真髄です。

まとめ

資産形成中だからといって、楽しみを全て先送りにしてはいけません。 特に旅行のような「経験」への支出は、人生を豊かにするための重要な投資です。

  1. 現状を知る: 自分たちが旅行にいくら使っているか、隠れコスト(ガソリン代など)も含めて把握する。
  2. 聖域を決める: 「これだけは譲れない」という支出には、予算の上限を高めに設定する(我が家ならスキー)。
  3. 他を削る: その分、興味のない固定費や見栄消費は徹底的にカットする。

「年間70万円までは使い切る義務がある!」 そう決めてしまえば、旅行でお金を使うときの罪悪感は消え、「今年も良い投資ができた」という満足感に変わります。 皆さんも、自分だけの「聖域」を見つけて、メリハリのある資産形成ライフを送ってみてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
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