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確定拠出年金は離婚時にどうなるの?【財産分与】
この記事で伝えたいこと
確定拠出年金(iDeCoや401k)は離婚時の財産分与の対象になるのか?年金分割の仕組みと合わせて、弁護士サイトを参考に解説します。
こんにちは、金育SEのまさです。
確定拠出年金って60歳まで引き出せないという大きなデメリットがあります。で、思いました。「もし離婚しても財産分与できなくね?」
離婚なんて考えたくもないですが、長い人生何があるかわかりません。
将来のために調べてみました。
結論
財産分与の対象だが、令和元年時点では判例が少なくなんとも言えない。
3階建ての年金のざっくり理解
そもそも年金は3階建てで構成されています。
年金の3階建て構造
1階は国民年金で全員加入。 2階の厚生年金も加入義務があるが、個人事業主や専業主婦は対象外 3階の私的年金は任意加入。確定拠出年金(iDeCoや401K)や退職金のこと。
すべてに共通しているのは60歳まで受け取れないという特徴です。離婚時に何を考慮すればいいんでしょう。。
離婚はお金を3つの方法で分割する
離婚時には、財産分与・年金分割・慰謝料という3つのキーワードが大事なようです。
離婚は婚姻契約を結んだ男女が別れることです。(アタリマエ)夫婦の支え合いで発生した賃金や資産も分割する原則があるようです。
財産分与とは、家や現金など財産を2等分すること。持ち家があれば売却してからお金を2等分するようです。仮に住み続ける場合は話し合いという名の裁判になるんですね。。
年金分割とは、年金の掛け金を2等分すること。受給額を2等分するわけではないので、夫婦間の受給額に違いが出ることもあるらしい。
最後に、どちらかに非があった場合は慰謝料を取るんですね。
3階層の年金の扱い
年金分割というくらいなので、すべてここで分割されるように思いますよね?
違うみたいです。
| 種類 | 分割方法 | 備考 |
|---|---|---|
| 国民年金 | 対象外 | 自分が払った金額に応じて全額受給可能。 |
| 厚生年金 | 年金分割 | 婚姻期間に応じた掛け金を2等分する。 |
| 私的年金 | 財産分与で考慮 | 未受給では正確な評価額が出せないため難しい |
1階の国民年金はそれぞれもらえるので、離婚時には考慮しないようです。
2階の厚生年金は年金分割の対象です。共働きの場合は、厚生年金保険料を多く支払ったほうが少ない方に上げるようです。
3階の私的年金は財産分与で考慮します。ただし、確実に受け取れる保証がある晩年離婚でないと、考慮対象外となってしまうようです。
で、確定拠出年金なのですが、まだ判例が少ないようで確定的な記載は見つけられませんでした。。
一応、平成21年5月の時点で、現金ではなく資産の一部として扱われた判例はあったようです。
「高収入な相手をげとできるなら、つみたてNISAより確定拠出年金の方が有利なんじゃね?」と思って調べてみました。
が、そんな甘くなかったですね笑
老後にならないと手に入らない、厚生年金・確定拠出年金・退職金はすべて離婚時に平等に分割されます。
まぁ離婚なんてしなきゃ検討する必要もないわけです。幸せに生きていきましょう\(^o^)/
注意事項
今回は法律の問題で専門外なので、弁護士さんのサイトを参考に調べました。 上記の内容に誤りがあっても責任は取れませんのでご了承ください。参考にしたサイトを記載しておきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
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