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投資目的を決めてから始めよう【初心者向け】

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この記事で伝えたいこと

投資を始める前に目的を明確にすることで、適切な投資戦略を立て、必要な時にお金がないという事態を避けることができます。

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

「投資始めるけど何買えば良い?」「前提になる投資目的教えて?」

最近、友人とこんな会話をよくやります。投資に興味を持ってもらえるのはとても嬉しいです。

でも、投資目的に合わせたアセットクラス(株や債券など)を選ばないと、必要なときにお金がないという不幸な結果になることがあります。

投資をするにはまず目的を定めることが重要です。目的を決めると「期間」「リスク」が見えてきます。

今回は、投資目的について一緒に勉強してみましょう。

投資目的を決めるメリット

投資ははじめる前に目的を決める必要があります。投資目的が決まらないと、買うべき商品が定まりません。どんな初心者も絶対に決めることをオススメします。

投資目的を決めると2つが決まります。

  • 運用できる期間がわかる
  • 取れるリスクがわかる

1つめのメリットは運用期間が決まることです。来年必要なお金を貯めるのか、30年後に必要なお金を貯めるのかで取るべき戦略が異なります。

2つめのメリットは取れるリスクが決まることことです。絶対に元本割れしちゃダメなお金を高リスク資産へ投資するのはおすすめできません。

具体的な例で考えてみましょう。

来年、車を買うケース

毎月10万円ずつ高リスクな商品で積み立てるのは危険です。

例えば、持株会で5%の奨励金があったとしても、暴落時は元本割れの可能性は高いです。本当に車がほしいなら、定期預金などで積み立てるほうが良いでしょうね。

投資目的の例

さて、投資目的を決める意義はお伝えできました。

でも「実際にあなたの投資目的を決めて下さい!」と言われても難しいかもしれません。どんな例があるかご紹介してみます。

ライフプランの予算は以前の記事を参考にして下さい。

子育てのために

子育てには 1,000〜2,500万円かかると言われています。もう少し分解すると、大学では私立文系で675.5万円、私立理系で818.0万円かかるそうです。

まだ新生児だとすると、大学入学の18年後には800万円あると安心ですね。18年という長期であれば、株式での運用でもリスクは釣り合っていそうです。

  • 貯金で貯める:3.7万円/月が必要
  • 株式で運用 :年利4%で運用すると、2.7万円/月

実際には、株式のケースは、最後の5年で現金比率を高めていきます。とはいえ、金額も期間も大きいため、株式で運用しておいたほうが有利です

持ち家を持つために

住宅購入費用は、一戸建てだと3,337万円、マンションで4,266万円だと言われています。

3年後に買いたいなら、定期預金で堅実に貯める方が良いです。

10年後に買いたいなら、はじめの5年くらいは株で運用しても良いかもしれません。

また、買いたいときに現金が無ければ遅らせる判断もできるので、株で運用して、好景気が訪れたタイミングで買うこともできます。

持ち家購入のためなら、あなたのリスク許容度や購入したい意欲によって変わってきますね。

老後の裕福な生活のために

老後にゆとりある生活をおくるためには、65~100歳の35年間で1.51億円必要です。

もちろん年金や退職金も利用できますが、個人の用意も絶対に必要です。

老後資金を貯めるためなら、確定拠出年金やつみたてNISAを活用して、税制優遇も絡めていくと更に有利です。

日々の生活資金の上乗せのため

老後ではなく、日々の生活資金を得たいなら、上記の投資方法とは少し変わってきます。

配当金をもらえるような個別株式や投資信託を主軸に据えた投資スタイルが必要でしょう。

「毎月いくらあれば幸せなのか?」も突き詰めた上で、適切な投資を行う必要が出てきます。


今回は投資目的についてご紹介しました。

投資目的によって買うべき商品やスタイルがガラッと変わります。

まずはご自身が投資を始める理由をしっかりと見つめてみましょう。


最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
まったり更新していくので、X(@kinikuse)もフォローいただけると幸いです。

投資に関するご注意

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投資の最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。