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暴落時に投資でやるべきたった1つのこと【年収5%ダウンするかも】
この記事で伝えたいこと
暴落相場で焦って買い増しを検討する投資初心者に向け、なぜ今は動くべきではないのか、リーマンショック時の給与下落データを交えて解説します。
こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
昨日、アメリカが大暴落し、初めてのサーキットブレーカーが発動。投資家でなくても、株価の暴落に大騒ぎの一日でした。
投資初心者はほとんどリスク資産を持っていないので、手持ちの現金をマーケットに透過すべきか悩む人が多かった印象です。
でも待ってください。
投資をはじめたばかりなのに、今が底値だってわかりますか?
日本人の給与がリーマンショック直後に何%下がったか知っていますか?
暴落時のべきべからず集を詳しく解説していきます!
この記事でわかること
- リスク資産の買い増しはやめよう
- リーマンショックで年収が○%も下がった
- 貯金が十分あるか見直そう
初心者は買い増ししないでよい
暴落相場は「株のバーゲンセール」と呼ばれます。初心者がやりがちだけど、やってはいけないことが2つあります。
- 投資信託を買い増す
- 個別株を買い始める
投資信託の買い増しはギリギリアウトです。まぁ知識がある人がやる分には許しましょう。ただし、先にやるべきことが他にあります。
個別株を買うのは絶対ダメです。個別株を買って良いのは、類まれなるラッキーマンか尋常ではない分析を積み重ねた猛者だけです。ポッとでの初心者は、次回のバーゲンセールまでに勉強しましょう。
誰のためのバーゲンセールか
そもそも「バーゲンセール」という表現は、一言足りません。
「投資経験者にとっては、株のバーゲンセール」
というのが正しい表現です。
だって、投資の初心者に相場が底値かどうかなんて判断できないんです。確かに昨日よりは安く買えるでしょうが、でも決算月の出血大サービスが待ってるかもしれません。
初心者だと思うなら、今回の経験を糧に、次回のバーゲンセールへの戦略を考えてください。
リーマンショックでは年収が○%下落した
コロナショックはその名前の通り、リーマンショックと比べられることが多いです。
公園に年越し派遣村ができるような大不況に見舞われました。当時の年収を厚生省の民間給与実態統計調査から見てみましょう。
なんと、2008年に端を発したリーマンショックは衝撃的なくらい影響を及ぼしました。
- 賃金が2年で8%も下落
- リーマンショック以前の水準に戻るまでに10年以上
今回のコロナショックがリーマンショックと同じになるかは誰にもわかりません。
1つだけ確実なのは、最悪の想定ができてるか確認した方がよいと考えています。
生活防衛資金の見直しが急務
早急にやるべきことは1つです。生活防衛資金が想定どおりの金額だけ確保できているか?の確認。
具体的には、貯金の見直しです。
- 明日、給与が支払われなくなっても、生きられるだけの資金のこと
- 一般的には3ヶ月〜2年分の生活費
- すぐに使える貯金などで確保するべき
- 暴落時以外も、怪我や退職の備えになる
大暴落時は金融資産は驚くべきスピードで目減りします。狼狽売りはしないつもりでも、給料が減ってしまったり、最悪の場合はリストラされると現金が必要になります。
本人のメンタルがどれだけ強くても、衣食住のために安く売る必要が生じてしまいます。コレを、見誤ると本当に悲惨です。
そんなときに現金をある程度確保できていれば、相場が戻るまで耐える選択肢を持てますよね。
生活防衛資金の確保は投資のエチケットとも言えます。
生活防衛資金はいくら確保すべき?
個人によって変わるのでなんとも言えませんが、生活費3ヶ月〜2年分と言われます。
例えば、、「20代 生活費」でググると、エネチェンジの記事がトップでした。
- 都内の家賃:6.5万円
- 家賃以外:13万円
都内一人暮らしだと20万円くらいかかるようです。
| 期間 | 金額 |
|---|---|
| 3ヶ月分 | 60万円 |
| 1年分 | 240万円 |
| 2年分 | 480万円 |
あれ、結構きついですね。。
3ヶ月分でいい人
社会人なら、60万円の貯金は最低確保しましょう。
ただし、リストラ時はそれでも全く足りないので、実家に戻る覚悟も必要になりそうです。
1年分でいい人
240万円あれば、リストラ後の転職活動も頑張れる印象が持てます。ただし、不況時には良い条件での転職は非常に難しいです。家賃を下げるなど、生活水準を落とすことも検討すべきかもしれませんね。
ちなみに、私は1年分確保しています。幸運なことに実家が近いので、この金額で充分いけると見込んでいます。
2年分あるべきな人
正直、、480万円も貯金を貯めれるのはすごいしか言えないですね。。このレベルを狙えるのは「年収が高い」「すでに資産運用で成功してる」のいずれかです。
この記事の想定読者じゃないのでコメントもしません!笑
絶対に投資信託の買い増しはしちゃダメなの...?
ここまで読んでくれたなら、、許します。笑
投資は個人の責任の範囲内でやるものです。
適切な余裕資金を確保してくれれば、購入するのはアリです。
正直に言えば、こんな貴重な暴落の機会はめったに経験できません。タイミング投資ごっこをするのは、60年続く投資人生で大きな糧になります。適切な範囲でチャレンジするのは止めませんよ。笑
いかがでしたか?
- 初心者には次回のバーゲンセールを狙ってほしい
- リーマンショックのときは8%も年収が下がってる
- 最低でも3ヶ月分の貯金を貯めよう
職業柄、毎日リアルタイムで株価をチェックしています。でも全く読めません。笑
ほとんどの銘柄が滝のように下がってるのに、ジーンズメイトがバク上げしてて悟りました。
相場を読むのむずすぎ!!!
みなさんも相当な訓練を積んだなら投資行動に走っても良いですが、まずは現金のチェックから始めてください。
その上で、余裕資金での購入をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
まったり更新していくので、X(@kinikuse)もフォローいただけると幸いです。
投資に関するご注意
当サイトの情報は、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
投資の最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

