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1億円貯める

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この記事で伝えたいこと

1億円を貯めるための具体的な方法と、そのための投資戦略について解説します。

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

「資産1億円」ってどんな印象を持ちますか?

学生時代の私は「金持ち。宝くじでも当てなきゃ持てない金額」ってイメージでした。

でも最近では「アーリーリタイアするための金額」というイメージです。「億り人」という造語もできたくらいで、若くして到達する人も出てきた印象です。

私自身もまだまだ夢のまた夢ですが、具体的にどうすれば「億り人」になれるのかは興味があります

ちなみに、ツイッター上では「25年間で1億円築くには、全世界株式にいくら積み立てればよいか?」出題しました。50人以上の回答が集まったので、みんな興味あるんですね!

一番多かった回答は「98,000円を25年間で1億円」という予想。

いくらあれば1億円に到達できるのか、一緒に考えてみましょう。

  • 1億円築くための3つの方法が分かる
  • 毎月いくら積み立てると、1億円になるか分かる

1億円あると富裕層と呼ばれます

参考資料

野村総合研究所のニュースリリース

野村総合研究所の調査によると、1億円以上の資産を持っている世帯を富裕層と呼びます。2017年の日本の世帯数は5340万世帯です。(総務省統計より

つまり、50世帯に1世帯は富裕層といえます。

★意外と多いですね。

1億円あれば配当金生活できそう

ちなみに「1億円」あれば配当金生活もイメージしやすいです。

1億円あれば、4%の配当利回りでも税引き後で360万円。充分にアーリーリタイアできそうですね。

1億円の資産を築く3つの方法

資産を1億円に増やすためには3つの方法があります。

  1. 預金する
  2. 収入を上げる
  3. 投資する

貯金では限界あり

誰もがはじめに考えるのは、ひたすら節約して貯金する方法です。毎月の給料の中から貯金し続ければ、いつかは1億円にたどり着きます。

そう、「いつか」は。まぁ低金利な現代では非効率でしょう。

年収アップを狙う

年収を上げることも有効な方法です。仮に、3,000万円の年収を得ることができれば、手取りは1,800万円弱です。毎年1,000万円を貯蓄に回せば、10年で達成できますね。

とはいえ転職で上がる給与はたかだか2割副業をはじめれば可能性はあるかもしれませんが、圧倒的な作業時間が必要です。

投資で資産運用

私も含めた一般人にとって、実現可能性が1番高いのは投資です。

節約するのも収入アップも実行するのは「自分自身」です。個人が使える時間は有限なので、お金自身にも出稼ぎしてもらう必要があります。複利の力を借りる必要があるでしょう。

投資で実現するには?

投資と一言で言っても、株式・不動産・太陽光発電など様々な方法があります。

金融ブログらしく、株式で運用するケースでシミュレーションしてみました。

社会人になって落ち着いた25歳から、3つのパターンで1億円までの積立額を考えてみます。

  1. 全世界株式に投資(5.4%の利回り)
  2. 日本株式に投資(1.6%の利回り)
  3. 銀行に預ける(0.01%の利回り)

35年で到達するには(25→60歳)

運用利回り 期間 毎月の積立金額
5.4%(全世界株式) 35年 80,481円
1.6%(日本株式) 35年 177,773円
0.01%(銀行預金) 35年 237,680円

35年間運用する前提でもかなりの金額が必要です。

ただ、ツイッターの株クラを見ると、毎月10万円以上を投資に回せている人は多いです。全世界株式に8万円入れている人の多くは1億円になれる可能性がありますね。

ただ、定年で1億円持っててもあんまウキウキしないかもしれません。

もっと早く富裕層になれないか?考えてみます。笑

25年で到達するには(25→50歳)

運用利回り 期間 毎月の積立金額
5.4%(全世界株式) 25年 158,130円
1.6%(日本株式) 25年 271,319円
0.01%(銀行預金) 25年 332,918円

毎月16万円弱を投資すれば50歳に富裕層にランクアップです。

冒頭で話したツイッター上の金融リテラシークイズで最も多かった回答は「98,000円」。正解の「158,000円」とは、大きく乖離がある数字です。

想定している以上に本気で投資をしないと1億円には到達できないことがわかりますね。

15年で到達するには(25→40歳)

運用利回り 期間 毎月の積立金額
5.4%(全世界株式) 15年 361,787円
1.6%(日本株式) 15年 491,922円
0.01%(銀行預金) 15年 555,141円

もっともっと早い40歳でのアーリーリタイアを目指そうとすると、もう現実的ではない金額が必要になります。

ここまで来ると、インデックス投資での実現は不可能です。

以下のいずれかの方法を検討する必要が出てきます。

  • 収入自体を太くする
  • 個別株式や不動産投資などで利回りを上げる

実現には収支の見直しが必須

1億円を目指すには大きな金額を若いうちから投資する必要があります。本当に実現するためには、収入を上げるか支出を減らす必要があります

投資余力 = 収入 - 支出

手っ取り早く着手できるのは、支出の見直しです。格安SIMに切り替えたり、電気会社を見直したりと固定費改善に着手すれば1万円単位で削減できます。

主な収入源の給与を1万円上げるのは至難の業です。それよりも転職によるキャリアアップを目指したり、副業で追加収入得るなどの工夫が必要です。

支出削減か収入アップのどちらかを着実に改善して、投資余力を増やすことが富裕層への第一歩になります。

お金は使うことも重要

1億円の富裕層になりたい理由は、見栄だけではないですよね?

お金を使うことも重要です。

例えば、アルペンスキーなどのハードなスポーツは、体力が多いうちにやった方が楽しいです。毎月10万レベルで飛んでいきますが、、それでも楽しいです。笑

若いうちしかできないことは多いので、あまりケチケチせず適度に使っていきましょう。


いかがでしたか?

  • 1億円は貯金での到達は困難
  • 25年間の投資でも、16万/月かかる
  • 35年間の投資なら、8万/月でまだ少しだけ現実的
  • 収支の見直しは必須だが、楽しんで生きたほうがいいかも...?

1億円というテーマで書いた記事ですが、あまりに投資投資しすぎるのも良くない気はしています。笑

50歳で億り人になるには、毎月16万円が必要です。投資資金としては若いうちは非常に大変な金額。ましてや、子供ができたり家を買ったりすると、ほぼ不可能な印象です。

「自分にとっての幸せな生活」を目指して生きましょう♪


最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
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