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20代必見!将来のライフイベントへの予算を調べよう【とはいえ全年齢版】

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この記事で伝えたいこと

将来のお金の不安は『見える化』で解消!人生の3大費用をはじめ、就職、結婚、出産、子育て、老後など、各ライフイベントでかかるリアルな費用をまとめました。

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

漠然としたお金の不安を抱えている人って多いと思います。

でも多くの人はそのもやもやを放置してしまいがちです。

この不安への正しいアプローチとしては、将来のライフイベントの費用を調べて、見える化するところから始めていくべきです。必要な金額がわかれば、どうやって準備するのかを考えられるようになって、不安が解消できるはずです。

そこでツイッター上でクイズを出してみました!

【#金融リテラシークイズ 】 クイズ企画を始めてみます! 「『人生の 3 大費用』といえば、何を指すでしょうか?」 土曜日に回答を発表します。 気軽にご参加ください!#金育 まさ@金育SE(ブログ2ヶ月目!) (@kinikuse) November 24, 2019

この記事では、クイズの結果発表をしながら、ライフイベントの費用をご紹介してみます。

20代が主なライフイベントの費用を知るべき理由は?

私達の親の世代では年功序列で給料が上がっていく時代でした。

結婚・出産・子育てなどのまとまった支出が必要になるタイミングも、何となくでどうにかできました。

でも最近は、成果主義に移行しています。

長年働いたからと言って、大きな支出があるときに手取りをいくら貰えるか読めません。

個人がライフプランを立てておき、いついくらの支出が発生するのか見える化しておく必要がありそうですね。

金融リテラシークイズの答え

金融庁の金融リテラシー調査の内容を参考に出したクイズを解説します!

Question. 人生の3大費用といえば?

Answer. 子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費

正解率は78%でした。結構高くてよかったです!

一般的に、医療費や介護費用、生活費はよりも上記の3つが大きいものと言われています。この3つは個人の生活スタイルによって大きく変動するので、3大費用とは呼ばれないんだと思います。

まぁ時代に即してない回答かもしれません。

子供を持たないDINKSという選択肢や、そもそも結婚しない人もいます。家は賃貸で海外ノマド的な生活もあります。これからはどんどん多様化するだろうというのが私の考えです。

ライフイベント別の費用

3大費用だけではなく、代表的なライフイベントにかかる平均的な費用を調べてみました。

就職活動費

全国平均で14万円だったようです。(*1)

地方の学生が東京で就活したり、その逆があったりで費用がかかるんですね。交通費が出る企業の面接日程に、他のイベントを被せるなど工夫する必要がありそうです。

結婚費用

結納や結婚式、新婚旅行などすべて合わせると467万円かかるようです。1

もちろん結婚式や新婚旅行を質素にすませばもっと安く済みますが、ナニカの火種になりそうですね。。私の友人は結婚式だけで500万円かかってる人もいたので、あくまで参考ですね。

出産費用

1人産むと平均51万円かかります。1

国からの補助として出産一時金が42万円出るので実質9万円ほど。ただ、近年は金額が上昇する傾向にあります。

教育費用

子育てにもかなりの金額がかかります。公立と私立でかかる教育費が大きく異なります。いずれも1,000万円〜2,500万円もかかってきます。2人育てると2,000〜5,000万円が必要です。2

大学の費用だけ切り出してみても、私立文系で675.5万円、私立理系で818.0万円はかかります。もちろん国公立へ進学してくれればもう少し安いですが、将来の子供の頑張りに依存してしまいますね。。

一生涯の医療費

2,400万円です。3

特に大事なのは、70歳までと70歳以上でかかる金額は同じということです。70歳以上の後期高齢者で1,200万円も医療費がかかるんですね。

最近、高齢者の医療費負担を1割→2割へ増やす検討が始まったので、もっと必要になりそうです。

親の介護費用

介護保険受給者の平均値ですが、1ヶ月に17万円かかっているようです。年間ベースで204万円1

もしご両親の貯金がほとんど無い場合は、こういったお金を負担することになるかもしれません。

自分の老後資金

老後の1ヶ月あたりの夫婦2人の生活費は、「最低限の生活」と「ゆとりのある生活」2つのデータが公表されています。期間ごとに計算してみます。4

期間 最低限の生活 ゆとりのある生活
1ヶ月 22.1万 36.1万
1年間 265.2万 433.2万
65〜85歳 5,304万 8,664万
65〜100歳 9,282万 1.51億

人生100年時代とか言われるから計算してみましたが、ゆとりのある生活だと老後だけで1.5億円も必要なんですね。。私も、、驚きました。

2065年には労働人口と高齢者の割合は1:1.2になります。年金なんてほぼ期待できないので、ほんとーーーに真面目に考える必要がありますね。

住宅費用

一戸建てだと3,337万円、マンションで4,266万円だと言われています。

地価が高いと言われる東京23区の場合でも見てみます。

戸建ての平均相場を見ると、最も安い足立区で4,000万円〜、港区は1.2億円〜と言われています。「治安を考えて良い場所に住みたい」などを考え始めると、持ち家には6,000万円はかかりそうですね。5

車の維持費

車も地味にお金がかかります。都内の駐車場代は高いし、税金もかかります。平均的には毎年80万強。10年ごとに300万ほどの車を買い換えるとすると、車を持つと30年で3,300万円必要になりそうですね。[^6]

[^6]: 車の維持費(bluexlab

いかがでしたか?まとめるとこんな費用がかかるようになります。

個人的には老後費用が1億円前後必要なのが衝撃的でしたね(>_<)

少子高齢化に伴う年金問題は若い人全員が考えないといけない問題です。

ちょうど今どんぴしゃな老齢学の勉強をしているので、ある程度インプットできたら記事にしていきますね〜


最後までお読みいただきありがとうございます。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
まったり更新していくので、X(@kinikuse)もフォローいただけると幸いです。