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車 — 買い替えサイクルと維持費

車の維持費は、ガソリン代・駐車場代・保険・車検・数年おきの買い替えと項目が多く、積み上げると住居費に次ぐ固定費になりがちです。LIFIRE(開く)の車ドメインは、この「積み上げると大きい」部分を、車種と所有年数から自動で組み立てる作りになっています。車種を選ぶだけでほとんどの数字が埋まるので、あとは自分の実態に近づける微調整だけで済みます。

対象画面

「車両」タブ

本人・配偶者を切り替えるタブはありません。車は世帯の車両として1台ずつ登録し、複数台あれば車両を追加していきます。

このページで分かること

  • 車種を選ぶと、維持費や購入価格がどう自動セットされるか

  • 駐車場代・ガソリン代を「居住地連動」にするとどうなるか

  • 買い替えサイクルと下取り価格の期待値の入れ方

車種を選ぶと維持費が自動で決まる

車を追加すると、まず「軽自動車・コンパクト・大型・SUV」の4種類から "車種" を選びます。ここでの選択が、月々のガソリン代・年間の任意保険料・購入価格の初期値をまとめて決めるので、実質いちばん重要な入力です。

車種 ガソリン代(初期値) 任意保険料(初期値) 購入価格(初期値)
軽自動車 月5,000円 年45,000円 180万円
コンパクト 月8,000円 年60,000円 300万円
大型 月8,000円 年60,000円 300万円
SUV 月12,000円 年80,000円 450万円

"新車購入""中古車購入" かも、ここで切り替えられます。中古車を選ぶと、年間メンテナンス費と車検費用に20%の補正がかかります。

車検費用は、登録からの経過年数に応じて段階的に上がっていきます。初回車検(3年目)がいちばん安く、以降は5年目、7年目、9年目と車検のたびに整備・検査料が増えていき、13年を超えると重量税の重課も加わって増え方がさらに大きくなります。古い車を長く乗り続けるほど、維持費が徐々に重くなっていく仕組みです。

画面に表示される車検費用の目安は整備・検査料のみで、これとは別に重量税・自賠責保険料・検査手数料などの法定費用がかかります。基準年(2024年)換算・新車の場合、車検1回あたりの合計額(整備・検査料+法定費用)の目安は次のとおりです。

車種 3年目 5年目 7年目 9年目 11年目 13年目 15年目
軽自動車 74,240円 86,240円 98,240円 104,240円 113,240円 124,880円 133,880円
コンパクト 108,350円 124,350円 140,350円 148,350円 160,350円 182,190円 194,190円
大型 132,550円 152,550円 172,550円 182,550円 197,550円 225,670円 240,670円
SUV 156,750円 180,750円 204,750円 216,750円 234,750円 269,150円 287,150円

実際の負担額はインフレ率や居住地の影響も受けるため、あくまで目安として捉えてください。

パソコンの詳細設定欄で車種そのものを切り替えると、購入形態はいったん「新車購入」に戻ります。 中古車設定をしていた人は、車種を変えたあとにもう一度「中古車購入」を選び直してください。

駐車場代とガソリン代は「居住地連動」にできる

月極駐車場代とガソリン・電気代の欄には、 "居住地連動" というボタンが付いています。これをONにすると、基本プロフィールで設定した居住地域(東京・都市部・地方など)の統計的な相場が自動で反映され、手入力の欄がグレーアウトします。逆に金額を直接入力すると、自動的に「手動入力」に切り替わって自分の実額が優先されます。

都市部と地方では駐車場代の差が大きいので、まずは連動のままにしておき、自分の契約金額が分かった時点で手動入力に切り替えるのが無難です。 任意保険料と次回車検までの残り期間(ヶ月)は連動の対象外で、こちらは常に手入力です。

維持費は車ごとに別管理

車を複数台登録すると、それぞれ別の維持費・買い替えプランを持てます。

セカンドカーや将来の増車予定がある人は、車両を追加してから同じ手順で入力してください。

買い替えサイクルと下取り価格の期待値

"購入・買い替えプラン" のセクションでは、まず "既に所有している""将来購入する" かを選びます。既に所有している場合は今の所有期間(年目)を、将来購入の場合は購入までの年数(年後)を入れる形で、内部的には登録年として管理されます。

続けて、車両本体価格(買い替え時に想定する現在価値、上限9,999万円)、買い替えサイクル(1〜30年、初期値: 10年)、保有終了年齢(18〜100歳、初期値: 75歳)を設定します。保有終了年齢は、運転をやめて車を手放すタイミングのことなので、免許返納の予定年齢をイメージして入れてください。

"下取り価格の期待値" は3つの選択肢から選ぶだけです。

選択肢 何が起きるか
高い 買い替え時の残価率が高めに見積もられる(SUVなど値崩れしにくい車種向け)
普通 標準的な残価率で試算される
低い 残価率が低めに見積もられる(走行距離が多くなりそうな人向け)

選択すると、買い替えサイクル年後の想定残価率と下取り額の目安が画面に表示されます。実際に見てみると想像より下取り額が残らないケースもあるので、この目安の数字を一度確認しておいてください。

なお、買い替え価格や維持費はシミュレーション設定の「インフレ率」に応じて将来価値が自動調整されます。車両ローンを組んでいる場合は、この車ドメインではなく、住宅ローン等と一括管理される "その他ローン" の入力欄に反映する形になっています。

生涯車両費用プレビューで確かめる

画面には「生涯車両費用」のプレビューがあり、維持費・税・保険・車検、購入費用、売却・下取益の3系列を年齢ごとに積み上げた棒グラフと、生涯累計額が表示されます。入力欄には出てこない売却・下取益が、収入側(緑の系列)としてここに現れます。 下取り価格の期待値を「高い・普通・低い」で切り替えたとき、買い替えのタイミングで戻ってくる金額がどう変わるかを、このプレビューで確認できます。

次に読む

車の維持費を入れ終えたら、同じように固定費が積み上がりやすい住居費と、月々の生活費も一通り見ておくと、支出全体のバランスが把握しやすくなります。

  • 住宅 — 住居費まわりの入力方法
  • 生活費 — 月々の生活費の入れ方